スタッフコラム|3大SNS広告の特徴と種類
通常の広告に比べ、精度の高いターゲティングが魅力のSNS広告。
SNS広告と言ってもたくさんの種類があり、各SNSごとにユーザーの傾向なども違います。
その中から今回はFacebook広告・Instagram広告・Twitter広告についてご紹介していきます。
ーFacebook
Facebookは世界的に最もポピュラーなSNSの1つです。
メインユーザーは20代〜50代と幅広く、男女比は1:1。
実名での登録を原則としているため、ビジネス目的で使用しているユーザーが多いのが特長です。
ーFacebook広告
Facebookのタイムラインのニュースフィード内・右側広告枠・ストーリーに表示される広告です。
その他にもメッセンジャー・Instagram・オーディエンスネットワークでの掲載が可能です。
※オーディエンスネットワークとは、Facebookが提携しているアプリに広告を配信できる仕組みの事です。
ユーザーの多さとターゲティングの細かさに定評があり、業種を問わず多くの企業から利用されています。
とても種類が豊富なので、内容を理解して商材に合ったものを選ぶのがオススメです。
選んだ広告フォーマットの種類によって表示場所も異なりますので、配信前に確認しておく事もオススメします。
◆Facebook広告フォーマット◆
1 | 画像広告 | 画像一枚とテキストで構成されたシンプルな広告です。
比較的簡単に作成することができるので、手を付けやすいフォーマットです。 |
2 | 動画広告 | 動画とテキストで構成された広告です。
画面内に広告が表示されると、動画が自動で再生されるのでユーザーの目に留まりやすいというメリットがあります。 |
3 | スライドショー広告 | 3枚〜10枚の画像をスライドショー形式で表示させる広告です。
動画を制作するよりも作業ハードルが低く表示の読み込みも速いので広告をスムーズに見せる事ができます。またBGMも付ける事ができます。 |
4 | カルーセル広告 | 複数の画像や動画を見せる事ができる広告です。
カタログのように使用したり、複数枚を合わせて1つの画像を表現させるなど様々な使い方が出来ます。 画像引用:https://ja-jp.facebook.com/business/news/JA-carousel-examples |
5 | ダイナミック広告 | 過去の閲覧履歴などからユーザーに合った広告を自動で表示してくれる広告です。
ユーザーの興味関心に近い広告が表示されるので、より高い効果が期待できるとされています。 |
6 | コレクション広告 | メインビジュアル1枚+関連する4枚の商品画像を表示させる事のできる広告です。
商品の認知度アップから購入までをユーザーに促す事ができます。 画像引用:https://www.facebook.com/business/news/inspire-shoppers-to-purchase-with-a-collection |
7 | キャンバス広告 | スマホ専用の広告フォーマットです。
広告をクリックすると画面全体に記事や動画などを表示させることができます。 外部リンクよりも速く表示させることができるのでユーザーの離脱を防ぎ、スムーズに目的のページへ誘導できるメリットがあります。 画像引用:https://ja-jp.facebook.com/business/news/JA-introducing-canvas |
8 | リード広告 | クリックするとFacebook上で設定したフォームが開かれる広告です。
入力→送信→登録などがWebサイトへ遷移せずFacebook上で全て完結できるのが特徴です。 |
9 | イベント広告 | 事前にFacebookで作成したイベントページを広告として配信することが出来ます。 |
10 | クーポン広告 | 来客を促すためクーポンを配信できる広告です。広告をクリックするとクーポンが発行されます。 |
ーInstagram
Instagramのメインユーザーは10代〜30代。
利用者の90%が35歳以下と言われており、男女比は4:6です。
日本では3番めに使われているSNSです。
写真や動画をメインコンテンツとしており、世界観が作りやすいという特長があります。
ユーザーは「#」ハッシュタグを使って検索したり、好きなアカウントをフォローする事で
自分の好きな情報だけを受け取ります。
ーInstagram広告
Instagramユーザーに表示される広告です。
投稿と投稿の間に表示されるフィード・ストーリーズ、関連投稿に差し込まれる発見タブの3つの場所に表示されます。
大小の規模を問わず、様々なビジネスに活用出来ます。
◆Instagram広告フォーマット◆
ストーリーズ広告 |
Instagramにはストーリーズ(24時間で消える投稿)という機能があります。
特に10代のストーリーズ利用率は大変高くなっており。そのストーリーズ枠に配信できるフルスクリーンの縦型広告です。 ストーリーズ広告は24時間が経っても消えない仕組みになっており期間と頻度を自由に設定できます。 画像の表示は5秒で動画は最大で120秒再生されます。 画像引用:Instagramストーリーズ広告|Instagram for Business |
フィード広告 | Instagramのタイムライン(フィード)に配信される広告です。
投稿と投稿の間に差し込まれるので自然と目に入りやすいというメリットがあります。 リンクの設定ができるので、アプリダウンロードを促したりウェブサイトへ誘導するなどがよく見られます。 |
発見タブ広告 | 発見タブとは、アプリ下部の虫眼鏡マークから見ることが出来ます。
ここはユーザーがフォローしている人やいいね・保存などのアクションに基づいて、ピックアップされた投稿が表示されます。 発見タブに差し込まれる広告を発見タブ広告と呼びます。 発見タブを見ているユーザーは積極的に新しい情報を探しているという特徴があるため、たとえ広告でもしっかり見られる傾向があります。 また、フィード広告と同じ広告フォーマットなので発見タブ用に新たにデザインを制作する必要もありません。 |
ーTwitter
Twitterの国内月間アクティブユーザー数は4,500万人で日本最大級のSNSとなっています。
男女比は5:5、メインユーザーは10代〜40代と幅広い世代に使われています。
匿名性が高くリアルな友人関係だけでなく、趣味趣向での繋がりも多いのが特長です。
また拡散性も非常に高いので情報の伝達が速く、世の中の出来事をリアルタイムで知る事が出来ます。
ーTwitter広告
Twitterのタイムライン・検索結果・アカウントプロフィール下部に表示される広告です。
Twitter広告のメリットは、若年層へのPR、2次拡散の期待、広告出稿の際の細かいカテゴリー設定です。
Twitterに表示される広告は普通のツイートと同じように「リツイート」や「いいね」をする事が可能です。
またリツイート後の広告表示は無料のため、低コストでの拡散が期待出来ます。
◆Twitter広告フォーマット◆
プロモアカウント | 通常のツイートとは違いプロフィールページのようなスタイルの広告です。
主にフォロワー獲得などの目的でよく使われます。 通常と同じようにリツイート・返信・いいねが可能です。 画像引用:https://business.twitter.com/ja/advertising/formats.html#item1 |
プロモツイート | タイムラインに表示される認知向上に適した広告です。
下部に「プロモーション」タグが付いており、それ以外は一般のツイートと同じスタイルになります。 通常と同じようにリツイート・返信・いいねが可能です。 様々な目的で使われますが、アプリのインストールなどはよく見られます。 |
プロモトレンド | 「おすすめ」「トレンド」の一番上に表示される広告です。
1日1社限定の広告枠で24時間同じ広告が表示されます。 短期間での認知度向上を目的とする広告のため、イベントやキャンペーンで使われています。 |
プロモトレンドスポットライト | 検索タブの一番大きな枠に表示される広告です。
画像・GIF・動画(6秒以内)が掲載可能です。 1ユーザーに対して1日2回表示され、それ以降はプロモツイートと同じ表示になります。 ユーザーの目を引きやすいPR手法です。 画像引用:https://business.twitter.com/ja/advertising/formats.html#item3 |
ファーストビュー | ユーザーがその日最初にTwitterにアクセスした際にタイムラインに表示される動画広告です。
プロモトレンドと同じく1日1社限定の広告です。 その日初めて目にする広告のため、印象に残りやすく動画の形でより適切にメッセージを伝えることができます。 |
ーまとめ
この記事では3大SNS広告の特徴と種類について簡単にまとめました。
広告を選ぶ際のヒントになれば幸いです。
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