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スタッフコラム|最近よく聞く「メタバース」ちょっと調べてみました!🔎

 

こんにちは!
最近よく聞く「メタバース」。
言葉は知っているけれど、どういうものなの?と疑問をお持ちの方も多いと思います。
今回は、この「メタバース」について簡単に調べてまとめました!

 

「メタバース」とは?

メタバースとは日本語でいうと「仮想空間」や「仮想世界」のこと。
「超越した」という意味を持つ「メタ(超越した)」と「ユニバース(宇宙・世界)」を合わせた造語なのだそうです。
仮想空間というとなんだかフワッとしていてイメージしにくいと思いますが、簡単にいうと「人間がアバターを通してネット上でやり取りをする空間」です。
※「アバター」とはゲーム内やネット上で自分の分身となるキャラクターのこと。
ビジネス向けのサービスでは「バーチャルオフィス」や「仮想オフィス」などと呼ばれたりします。

 

メタバースで出来ること

新しい言葉のようなメタバースですが、実際には既にいろいろなところで活用されています。

・オンラインゲーム
・ライブ、イベント
・オンライン会議
・ショッピング

 

オンラインゲーム

メタバースが最も活用されているのがオンラインゲームの世界です。
ゲームの世界では当たり前すぎて、わざわざメタバースという言葉を使っていませんが、オンラインゲームは先ほど説明した「人間がアバターを通してネット上でやり取りをする空間」そのものです。
ちょっと懐かしいところでいくと「アメーバーピグ」などもメタバースのひとつです。
※「アメーバーピグ」とはサイバーエージェントが運営する仮想空間アバターコミュニティサービス。
その他、コロナ禍のステイホームの影響もありNintendo「あつまれどうぶつの森」(通称あつ森)なども人気を集めました。
あつ森は、ゲームを越えてSNS的な側面を持つようになり、バイデン大統領が選挙活動時に「あつ森」上で「選挙本部」の島を公開したことでも話題になりました。(現在Nintendoは政治主張や利益目的での利用は禁止する方針を打ち出しています。)

そう考えると、ゲームユーザーはずいぶんと昔からメタバースに触れているんですね。
ゲームの世界を拡張し発展させたものを他の分野へ活用しようというのが、今メタバースが注目されている理由のひとつかもしれません。

 

ライブ、イベント

ゲームと似ていますが、アバターを使いバーチャルライブやイベントを開催・参加することも行われています。
以前、私が参加を楽しみにしていた映画祭がコロナの影響でなくなってしまったのですが、その代わりにバーチャル映画祭に変更になったことがありました。
Youtubeライブなどで配信を見ているのと比べ「同じ空間を共有している」という感覚がきちんとありました。

引用:夜空と交差する森の映画祭2020

その他、ゲームのフォートナイト内で米津玄師さんや星野源さんがバーチャルライブを開催しています。

 

オンライン会議

リモートワークの広がりもあり、ビジネスの場でもメタバースを活用する動きがあります。
Web会議などで、ラグによる若干の間が気まずかったり、話し始めが被らないようにタイミングを伺ったり、Web会議ならではの気苦労を経験をしたことがある方は多いのではないでしょうか。
メタバース空間では実際に目の前にいるような感覚でコミュニケーションが取れるので、そのような問題が解消されると言われています。
また、会議だけでなく共同作業時にもメンバー同士話し合いながら業務を進めることができます。

 

ショッピング

ショッピングでのメタバース活用は、ゲームのようにゲーム内でしか使えない物を購入するのではなく、メタバース空間の中で実際の商品を確認・オーダーし、その後自宅に商品が届くというようなサービスで活用されています。
地方に住む家族や海外にいる友人と一緒にメタバース
空間で買い物ができたり、リアルな世界では少し気後れしてしまうような敷居の高いお店を利用するハードルが下がるなど、今までとは違った新しい買い物が生まれやすいと言われています。

 

メタバース活用のメリットとデメリット

現在メタバースの認知も活用もどんどん進んでいますが、メリットがあればもちろんデメリットもあります。
簡単にまとめてみました。

メリット
・場所や時間の概念にとらわれない
・フェイクでもリアルでもメタバース空間上で新しい体験ができる
・新しいビジネスが実現できる

デメリット
・商取引や交流に対するトラブルの法律やルールが間に合っていない
・開発のためには費用やエンジニアの確保などが必要
・バーチャルと現実との区別がつかなくなる「ファントム・タイムライン症候群」などのリスク

 

無料でメタバースを体験できるサービス

①Cluster
ライブやイベントでもお馴染みのCluster(クラスター)です。
自身のアバターを作り、公開されている好きなワールドで遊ぶことができます。

②Roblox
ユーザーが作ったミニゲーム(なんと数千万存在するとか…!)で遊べるのが特徴のRoblox(ロブロックス)。
米国では子ども世代に大人気なのだそう。
企業の参入も多く、Nikeが「NIKELAND」を公開しアバターに着用させるコラボ商品などを販売しています。

 

まとめ

今回はメタバースに関して出来ることやメリットデメリットなどを簡単に調べてまとめました。
まだまだ課題も多いメタバースですが、これからもっと出来ることは増えていくでしょう。
法整備などが進めば今よりもっと身近にもなるはずです。
無料で始められる
サービスも多いので、まずは試しに体験してみるのも良いのではないでしょうか。
この情報があなたのお役に立てば幸いです。

 

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