スタッフコラム |企業がTikTokを活用するメリット
こんにちは。
有限会社ディーナです。
ここ数年で、集客を目的としたTikTok運用を検討する企業がどんどん増えています。
今回のコラムは【企業がTikTokを活用するメリット】を中心に解説していきます。
TikTokへの参入を検討している、マーケティングやSNS運用担当者の皆さまの参考になれば幸いです。
TikTokはどんなSNS?
10億人ものアクティブユーザーを誇る、短尺縦型動画プラットフォーム「TikTok」。
個人的に使っているという方も多いのではないでしょうか?
私も何気なく動画を見ていたら、あっという間に2時間経っていたという経験があります汗
そんなTikTokの特徴を簡単にまとめました。
投稿できる動画の長さ▶︎15秒〜10分
動画のサイズ▶︎9:16 / 1080×1920px / ios 287MBまで android 72MBまで
(横型の動画を加工無しで投稿した場合、上下に黒が入ります。)
動画フォーマット▶︎mp4、mov
TikTokのユーザー層は?
TikTokといえば、10代の若い世代が中心に使っているSNSというイメージを持つ方も多いと思いますが、実は国内のユーザー平均年齢は34歳となっており、意外にも幅広い世代に使われているSNSです。
これは、ここ数年でTikTokがビジネスで活用され始めた影響があります。
日本ではミドル層の20代30代が多いですが、世界で見ると18歳〜24歳の若いユーザーが多い傾向にあります。
ユーザーの男女比は、国内では男性55%女性45%となっており、男性のユーザーが多い特徴があります。
また、世界では男性43%女性53%という数字がでています。
企業がTikTokを活用するメリット
このようなデータをみても、企業がTikTokを活用することはマーケティング活動においてとてもメリットが多く欠かせないプラットフォームであると言えます。
具体的には、以下のようなメリットがあります。
・認知向上、拡散力にも期待できる
TikTokは若年層から中年層まで幅広い世代にリーチすることができます。
また、フォローの有無に関係なくユーザーの視聴履歴に基づいてコンテンツが表示されるので、拡散力も期待できます。
・動画マーケティングのハードルが低い
TikTokには動画作成に必要な素材やテンプレートが豊富に用意されており、スマホで撮影して編集から公開までTikTokのアプリ1つで完結します。
動画制作の知識や経験がなくても、簡単に作成ができるので、動画マーケティングを簡単に始めることが出来ます。
・採用活動にも有効
TikTokを採用に活用することも有効です。
株式会社Suneightの「Z世代就活生のTikTok活用実態」という調査によると、
23卒学生の81%がTikTokで「企業の動画」を見た経験があり、そのうち80.2%が企業のTikTokの動画がきっかけで「企業に興味を持ったことがある」と回答しています。
引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000076476.html
・広告や企業アカウントも区別なく見てもらえる可能性が高い
TikTokは広告や企業アカウントも、個人アカウントの動画と同じように全画面に表示されるので、アカウントの種別よりも動画自体を見てもらえる可能性が高い傾向にあります。
また、広告の場合も動画自体に興味がなければスワイプして次へいく事が可能なので、強制視聴ではない分ユーザーが不快感を抱かずに視聴してもらえます。
しかしながら、売り込み色の強い自社の言いたい事だけを詰め込んだような動画は、炎上のリスクや嫌悪感を抱かせる原因になる可能性がありますので、あまりオススメ出来ません。
企業アカウントの活用事例
【ドミノ・ピザ】
362.8Kフォロワー 9.7Mいいね
https://www.tiktok.com/@dominos_jp/video/7216634397166931202?is_from_webapp=1&sender_device=pc&web_id=7189139879111689729
【ローソン】
141.6Kフォロワー 2.6Mいいね
https://www.tiktok.com/@akiko_lawson/video/7218359068644084994?is_from_webapp=1&sender_device=pc&web_id=7189139879111689729
【わかさ生活】わかささん家の”目”担当
24.3Kフォロワー 1.5Mいいね
@wakasa_eye
まとめ
いかがでしたでしょうか。
TikTokはとてもラフな動画が好まれる傾向にあります。
自社のサービスや商品のターゲット層を明確にし、TikTokのユーザー層と合うのであれば、ぜひTikTokを自社のマーケティングに活用してみてはいかがでしょうか。
TikTokに限りませんが、企業がSNSをマーケティングに活用することは、直接SNSで利益を上げるというよりも、サービスや商品・ブランドの「ファン作り」や「集客」にSNSを活用することで成果(売上)に繋げるという考え方で運用していくことをオススメします。
今回は、企業がTikTokを活用するメリットを簡単に解説しました。
この記事が、少しでもお役立ちできましたら幸いです。