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第17回 経営者コラム|いきものの様に変化するSNS。投稿と広告トレンドをキャッチし、⾃社に活かすには?

 

海外在住のあるデジタルマーケターが、こう語っています。

『2012年以降Facebookは広告業界における「⾦のなる⽊」だと考えられていた。しかし、それも過去の話』だと。

特にAppleがiOS14を発表してからは、ポリシーが強化され、

選択的に広告のトラックを拒否する権利を与え、Facebook広告を鈍化させました。

このように、SNSの広告トレンドは変化し続け、まるでいきものの様に成⻑し、

これから衰退するものも出てくるかもしれません。

今回コラムは、SNS投稿と広告のトレンドをうまくつかみ取り、

⾃社事業に活かすための⾜掛かりを探してみましょう。

 

 

SNS への先⼊観を捨てよう。SNS を席巻するインスタグランマの存在

SNSは、若い世代中⼼のソーシャルネットワークだと思っていませんか?

数年前から、SNSで輝き続けているのは、50歳以上、そして、70代・80代の

「インスタグランマ」と呼ばれるおしゃれや⼈⽣を楽しむ先輩⼥性たち。

フォロワー数10万⼈越えも。

SNSで発信するインスタグランマが居るということは・・、

裏を返せば、その投稿を楽しみにしている50〜70代・80代のフォロワーも居るということ。

今、SNSでどんなことが求められているのか?

どんな⼈たちがネットワークを楽しんでいるのか?

先⼊観を捨て、まずは楽しみながら、⾃分の肌で感じ取ってみましょう。

それぞれのインスタグランマの投稿内容も様々。

年を重ねて輝く⼈⽣の先輩たちのInstagramは、以下から。

 

■リン・スレーター(Lyn Slater)
元社会福祉学部臨床准教授 NY
https://www.instagram.com/iconaccidental/?hl=ja

 

■内藤朝美(ASAMI NAITO)
⽇本のインスタグランマの代表
https://www.instagram.com/naito_saori/?utm_source=ig_embed&ig_rid=dec3de86-69b5-44c3-81f0-2aaf7f4cb4a9

 

■デブラ・ラパポート(Debra Rapoport)
帽⼦デザイナー
https://www.instagram.com/debrarapoport/

 

■アイリス・アプフェル(Iris Apfel)
100歳超のインテリアデザイナー、実業家、ファッションアイコン
https://www.instagram.com/iris.apfel/

 

50代以上の年代をターゲットとしている事業を展開している場合は特に、彼⼥たちの投稿に⽷⼝を⾒出せるはずです。

いろいろな年代のInstagramをフォローし、様々な発⾒とヒントを拾い集めましょう。

 

 

 

いま現在、SNS ユーザーたちがもっとも⾒たくなる広告とは?

結論は、男性は動画、⼥性はマンガのSNS広告を好むという結果に。

東京都港区の株式会社トレンド・プロが⾏った、SNS広告形態に関する意識調査。

実施に⾄る背景には、近年、SNSやアプリの利⽤率が伸び続け、

企業のプロモーションもCMやWEB広告ではなく、SNSやアプリ内広告を

メイン媒体としたものが増えてきたことが起因しています。

ただ、それらの媒体においてどのようなプロモーション戦略が有効か?という点については、まだ模索段階にあります。

このような現状から、SNSやアプリの利⽤実態と、利⽤者はSNS広告に対してどのような

意識を持っているのかを調査すべくリサーチを⾏ったと述べています。

調査対象:16歳〜64歳の男⼥1000⼈
(20代〜50代男⼥各100⼈ 10代、60代は男⼥各50⼈)

 

【各SNSサービス利⽤者数】
男⼥ともにマンガアプリの利⽤数はTikTokを超える結果となりました。

 

【時間帯別サービス利⽤率】

・Twitter、Instagram、TikTokの利⽤率は、18~21時と21~24時が最も⾼く、利⽤者はほぼ同数(約30%)

・YouTube、動画配信サービス、マンガアプリは、18時以降、24時まで利⽤率が増え続けている

理由①動画やマンガは続きが⾒たいという欲求が強い

理由②動画やマンガは投稿より閲覧⽬的の利⽤が多く、ユーザー⾃⾝の利⽤負荷が⽐較的少ないため深夜まで利⽤者が増えると分析

 

【男⼥別:⾒たいSNS広告の形態】

最も⾒たいSNS広告の形態についての回答(「⾒たいSNS広告はない」の回答を除く)男⼥別に⾒ると

男性は動画広告を好み、⼥性はマンガ広告を好む結果となりました。

男性は動画サービスの利⽤者が多く、⼥性はTwitter、Instagramの利⽤者が多いため、男⼥差が出たと考えられます。

 

【マンガ広告が最も⾒たくなる理由】

「マンガ広告が最も⾒たい」と回答した⼈にその理由を質問したところ、38%が「ストーリー性があるから」と回答。

この他、「内容が理解しやすいから」「インパクトがあるから」がともに17%、「キャラクター/タレントがいるから」が16%、

ストーリーに共感しながらポイントを理解できるという、マンガ広告の強みがわかる結果となりました。

出典: PRTIMES, 株式会社トレンド・プロ,Twitter/Instagram メインユーザーが最も⾒たくなるSNS 広告はマンガ,
2023,04,25, https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000047.000039939.html

 

【動画広告の広がりと市場予測】

ソーシャルメディアでは動画から商品購⼊にいたるまでの機能が強化されています。

また、この機能に対応したフォーマットの動画広告はますます重視され、その市場も広がっています。

利⽤者にとって、スマートフォン、PC、コネクテッドテレビなどでの動画視聴が定着し、

これを背景に、今後の動画広告市場規模は2025年には1兆465億円に達すると予想されます。

出典: Cyber Agent, プレスリリース,サイバーエージェント、2021 年国内動画広告の市場調査を発表2022.01.19,
https://www.cyberagent.co.jp/news/detail/id=27195

 

特に、⼥性にくらべ男性は、動画視聴サービスの利⽤者が多く、

動画視聴の定着とともに動画広告の視聴率も⾼くなり、

男性が動画広告を好むというより、「ながら⾒」として広告を⽬にすることが⽇常となっている

と⾔った⽅が良いのかもしれません。

 

現時点では男性は動画、⼥性はマンガのSNS広告を好むという結果になっていますが、

来年は?どうなっているか分かりません。

SNSマーケティングやSNSの最新トレンドに⽿をすませ、

トレンド通になるためにはどうすれば良いのでしょうか。

そのヒントを拾い集めるには・・。

きっと次の項⽬にヒントが転がっています。

 

 

 

SNSマーケティングの⼀環として、トレンドを拾い集めるWEBサイト3選

SNSマーケテイング最新情報を発信するWEBサイトを3つご紹介します。

⽇頃からページをチェック・フォローすることで、

SNSトレンドをいち早く感じ取るきっかけにしましょう。

 

❶ 【No+e】

広告・マーケティングにおける最新トレンドを毎週更新!


出典: No+e, FOR YOU Inc.,広告マーケティング最新トレンド,
2023,08,10 アクセス, https://note.com/foryouinc/m/mde89998b52f6/hashtag/2353

 

 

❷ 【⽇経クロストレンド】

マーケティングがわかる消費がみえる 2023年8⽉連載スタート

出典: ⽇経クロストレンド, FOR YOU Inc.,広告マーケティング最新トレンド,第1 回2023.08.28 公開予定,
https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00872/

 

 

❸ 【ウェブ電通報】

ビジネスにもっとアイデアを。

マーケティング・経営・コミュニケーションからアイデア発想法まで、

電通グループの先進の知⾒やサービス、ソリューションなどを紹介するビジネス情報サイト。

出典: 電通報,2023,08,10 アクセス, https://dentsu-ho.com

 

 

 

まとめ

トレンドのリサーチには、「SNS分析ツールを使う」と⾔う⼿もありますが、

今回は、予算をかけず投稿や広告のトレンドを探る⽅法をご紹介しました。

何事も、使ってみなければわからないことが多いものです。

SNS担当者⾃⾝はもとより、事業所トップもぜひSNSを使ってみましょう。

投稿のトレンド・広告のトレンドのいずれも、使っているうちに感じるものが必ずありますし、

楽しい!⾯⽩い!と思ったものを、⾃社展開へとシフトしてみましょう。

その中で、⾜りない部分を最新トレンドの情報発信ページなどでつかみ、補い、

予算が許すタイミングが訪れたなら、分析ツール活⽤へと移⾏することも視野に⼊れましょう。

 

 

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