TikTok広告の基本を解説

Youtube、Instagram、Twitterに並ぶ人気を誇るTikTok。
近年ではマーケティングに活用する企業も多くなっています。
今回のコラムでは、TikTok広告についての基本情報を簡単に解説していきます。
ぜひ、最後までご覧ください。
TikTok広告の種類
TikTok広告は大きく分けて4種類あります。順番に解説していきます。
①起動画面広告
指定の1日限定で、TikTokアプリ起動時に全てのユーザーに必ず配信される広告です。
費用相場は500〜600万円程度/日と高額で1日1社限定ということもあり予約枠が非常に取りにくいという状況はありますが、縦型フル画面動画でインパクトが高く、圧倒的なリーチ数と商品やブランドの認知向上が大きく期待できる広告枠になります。
また、広告中にリンクも設置できるため大きな広告効果を得ることができます。
②ハッシュタグチャレンジ広告
企業側が用意したハッシュタグを付けて、ユーザーが企業動画を作成し投稿するユーザー参加型の広告です。
ユーザーが自主的に投稿するため拡散されやすく、いわゆる”バズる”可能性が高いのが最大のメリットです。
拡散性や話題性が高い反面、費用は最低でも1000万円〜(期間は最大2ヶ月間)と非常に高額になります。
③インフィード広告
おすすめ欄に配信される広告で、一般の投稿と同じスタイルなので、広告感がなくイイネやコメントが付きやすい傾向にあります。
費用相場もTikTok広告の中では最安値の50万円程度〜になります。
またインフィード広告にはタイプが3つあり、広告展開や予算に合わせて選ぶと良いでしょう。
④運用型広告
従来のネット広告やSNS広告と同様、期間や日々の予算を設定して配信する広告です。
一般の投稿に混じって表示されます。
ターゲティングの設定が可能で、選んだ課金方法によって費用相場は変わってきますが、小額からスタートできるため、初めてTikTok広告に出稿する場合にはおすすめです。
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ちなみに、クリエイティブ規格は以下のようになっています。
動画サイズ▶︎1:1、9:16、16:9
動画の長さ▶︎5秒〜60秒 *推奨は9秒〜15秒
TikTok広告のメリット
次に、企業がTikTok広告を配信するメリットを簡単にまとめました。
・若いユーザーに知ってもらえる
・広告コンテンツへの反応が良い
・広告を受け入れるハードルが低い
・動画からリアルへの行動へつながり易い
「TikTok売れ」というワードが広告業界でも話題になっていますが、TikTok動画で商品を知ったユーザーが、自身で購入しそれをさらにTikTokで紹介するといった流れもできているようです。
また、グローバル広告好感度ランキングではTikTokが1位を獲得しています。
引用:https://kantar.jp/solutions/reports/16940
TikTok広告を制作する時のポイント
ポイント1:広告を作るのでは無く、TikTok動画を作っていると思うべし
TikTok広告の強みは、一般の投稿と広告のスタイルがまったく同じであることです。
広告感が強いものはすぐにスキップされてしまいます。
TikTok動画を作る感覚で広告を制作することで、自然に視聴してもらいやすくなります。
ポイント2:情報はたくさん詰め込むべし
動画内には情報をたっぷりと詰め込みましょう。
たくさんの情報量で興味関心をひき、何回でも見たくなるような工夫をしましょう。
ポイント3:BGM選びには力を入れるべし
最近では、TikTokをきっかけに再注目される楽曲があったり、新しいアーティストが発掘されたりと音楽的にも注目度が高いプラットフォームですが、投稿されている動画のほとんども音源に合わせたコンテンツになっています。
また、音源縛りでコンテンツを検索できるため、注目を集めている音源はチェックしておくとよいでしょう。
企業イメージ等も含め、著作権に気を付けながら選曲しましょう。
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ちなみに、他社の出稿している広告を知りたい場合は、「TikTokクリエイティブセンター」を見るのもおすすめです。
TikTok公式が提供してくれているサービスで、パフォーマンスが高い広告を検索することができます。
https://ads.tiktok.com/business/creativecenter/inspiration/topads/pc/ja?period=30®ion=JP
まとめ
今回は、TikTok広告の基本を解説しました。
TikTokはいま最も勢いのあるプラットフォームですので、自社商品やサービス、ターゲットに合ったプランを見極めた上で、TikTok広告を選択肢の一つにしてみてはいかがでしょうか。