企業がSNSを運用する前に決めておくべき8つのこと
近年、企業がマーケティングの一環として、SNSを活用するのは当たり前になりつつあります。
しかし、やってみたいけれど社内に詳しい人が居ない、、リソースが足りない、、などの悩みをお持ちの企業や担当者も多いのではないでしょうか。
そこで今回は「SNS運用前にぜひ決めておいて欲しいこと」を解説していきます。
誰かのお役に立てれば嬉しいです。
目次
企業がSNS運用前に決めておくべき8つのこと
その1. 目的と中間目標(KGIとKPI)
決めておくべきことの中で一番大事な項目が、目的の明確化と中間目標を設定をすることです。
SNSを利用する目的、例えば「ブランド認知度の向上」や「問合せ数の増加」などです。
最終的なゴールを明確にし、チーム間で共有することで投稿の軸になるので必ず設定しておきましょう。
また、目的を達成するために最低限クリアしなければならない「中間目標」も決めておくことをおすすめします。
例えば「半年間でフォロワー◯◯人」などです。具体的な数字を決めておくことで、効果測定ができるようになります。
その2. ターゲットとペルソナの設定
ターゲット層はメディアを選ぶ際の基準になるので、ペルソナほど詳しくなくてもよいですが、ある程度は明確にしておきたい部分です。
例えば「年齢、性別、職業」などです。
その3. メディアの選定
ターゲットが絞れたら、その年代のユーザー層が一番多く利用しているメディアを選びましょう。
例えば「Instagram、X、LINE」などです。
その4. リソースの確保
SNS の運用を担当するメンバーを決めます。
実際に投稿を作成する人や投稿を管理する人など担当を分けることで負担が偏らず、長く続けるポイポイントになります。
またSNS 運用を効率化するためのツールもたくさんありますので、人的リソースが不足している場合は、それらを活用するのもおすすめです。
その5. コンテンツ戦略
投稿するコンテンツの内容などは、チームで定期的に企画出しの時間を作るなどして決めていきましょう。
一緒に、ユーザー生成コンテンツの活用方法やアカウント自体をどう知ってもらうかなどの外的な戦略も話し合っておくとその後の展開をスムーズに進めることができます。
その6. コミュニティ管理
例えば、SNS の投稿にフォロワーからコメントやメッセージが付いた場合、どのように対応するかなども軽く決めておきたいポイントです。
同時に、ネガティブコメントが付いたときや炎上時の対応策(危機管理計画)も準備しておくべきです。
その7. パフォーマンスの測定と分析
SNS が提供しているデータやアナリティクス等を活用しパフォーマンスを定期的に分析していくことをおすすめします。
その分析結果に基づき、運用の方法を改善していくなどし、フォロワーにとってより良いアカウントに成長させていきます。
その8. コンプライアンスおよび倫理的考慮
炎上を防ぐためにも、コンプライアンスチェックは投稿前に必ず行いましょう。
また、言葉の選び方は倫理的に問題がないかなどもチーム間でチェック体制を作っておくことをおすすめします。
まとめ
今回は「SNS 運用を始める前に決めておくべき8 つのこと」を解説しました。
個人でSNS を利用するのとは違い、企業がSNS を運用するには投稿内容や投稿頻度など ターゲットの環境やライフスタイルに合わせて考えていく必要があります。
今回解説した8 つのポイントをしっかり準備していくことで、企業のSNS 運用がより効果的で一貫性のあるものとなります。