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第43回経営者コラム|トレンドについて考える11 「年賀状離れが加速、 出すべきか?出さざるべきか?」 2025年もあとわずか、 事業者としての姿勢を考える

お正月になると「男はつらいよの“寅さん”」を、思い出します。
年末年始の公開が定番でした。そして、旅先から届くはがきの場面には、
相手を思うぬくもりがありました。
人情に厚く、義理を大切にする——その空気は年賀状ともつながっています。
けれど今は、あいさつの形そのものが広がりを見せ、迷いも生まれています。
ビジネスという点で、年賀状を出すべきか?出さざるべきか?
その答えは、仕事の内容やお客さまとの距離感、社の風土によって
捉え方が変わってくるでしょう。
この年末は、自社なりの「年のはじめのご挨拶“年賀状との”向き合い方」を、
ちょっと見つめ直してみましょう。

本稿は、続けるにしても続けないにしても、
それを伝える=「言葉にするための手がかり」をお届けします。

参考:株式会社アイスタット.“年賀状離れに関するアンケート調査(2023年11月)”.アイスタット, 2024-05-02, [https://istat.jp/archives/4375](https://istat.jp/archives/4375), 2023-11-xx

 

 

 

 

 

いま、「年賀状」に何が起きているのか?

 

この数年、年賀状を「出さない」「減らす」という声が増えました。

・2025年1月分から年賀状を送ることをやめる:17.0%
・2024年1月分までにすでに年賀状じまいをした:32.5%
・もとから年賀状を送る習慣がない:9.6% 

帝国データバンクの2024年12月の調査によると、2025年1月分の年賀状から送付をやめる(中止する)
と回答した企業は17.0%。これに、2024年1月分までにすでに年賀状じまいを完了していた企業(32.5%)を合わせると、約5割(49.5%)の企業が2025年までには年賀状を送付しないことに。

出典:労基旬報,2025年1月までに企業の5割が年賀状じまい, https://roukijp.jp/?p=13283, 2025年1月29日

 

 

しかしながら、新年のあいさつは、年賀はがきだけでなく、
メールや短いメッセージ、電話なども使われています。
年賀状を出さ無いにしても、あいさつ自体は形を変え続いています。
そうなのです、そこには新年ごあいさつの気持ちが消えたわけではないのです。

紙(手紙やハガキ)には「手元に残る安心感」、デジタルには「すぐ届く便利さ」
があります。今、ビジネスにおいての年賀状のあり方を考える上で、

私たちやが思いを巡らすべきは、紙とデジタルのどちらが正しいかではなく、
「相手が受け取りやすい手段や方式」を選ぶことです。
そこで重要になるのは、ビジネス上の「関係性」や「歩幅」です。
無理のない念頭のあいさつのしかたが、長く続けられる折り目正しい礼儀となるのです。

 

-今後の年賀状を考える すぐできる「道しるべ」 —

取引先への年賀状について今後どうするか悩んでいるなら、

距離感を「深い・ふつう・浅く広く」の三つでとらえ、温度と届け方を考えると
良いかもしれません。「相手にどう伝わるか・あなたはどう伝えたいか」、
そして「相手の年齢層」を物差しに、考えましょう。

 

参考:FNNプライムオンライン編集部.“年賀状離れの実態 広がる新年のあいさつの形”.FNNプライムオンライン, 2024-12-01, [https://www.fnn.jp/articles/-/795559](https://www.fnn.jp/articles/-/795559), 2024-12-01

参考:フタバ株式会社.“【年賀状離れの実態】デジタル時代に年賀状は必要?幅広い世代の意識を徹底調査”.PR TIMES, 2024-12-01, [https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000132.000067791.html](https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000132.000067791.html), 2024-12-01

 

 

 

 

 

 

取引先・お客さまへ「角の立たない向き合い方」

年賀状の代わりに何で気持ちを届けるか?

 

 

事業者が年賀状を出さない理由は明確です。
手間がかかる、年々上がる郵便代金の費用が負担、住所管理が大変、
世の中の流れと同調したいなどですね。
これらから、メールやデジタルの手軽さを相まって——、
出さない派がどんどん増えていますし、肌でもそう感じます。

考画像:郵便局,令和8年用寄付金付お年玉付年賀85円郵便切手(のり式)https://www.post.japanpost.jp/kitte/collection/archive/2025/1030_01/

 

 

これらは、日々の業務を行いながらの中では自然な感覚です。
業種によっては、取引先も多様でしょう。
ですから、ただ単に「やめるか、続けるか」だけで考えず、
伝え方を見直すほうが現実的とも言えるのです。

 

例えば、
【メールに切り替えてみる】
文は短く、要点をはっきり。年始の営業日や連絡先など、
相手に役立つ情報をそっとメールへ添えるスタイルに移行してみる。

【メール + 電話や対面でフォローする】
大切な先には、メールだけにせず、電話や顔合わせで一言を重ねる。

通常業務と年賀状の記入を同時進行するのですから、
負担は軽く、礼は欠かないことを心がけましょう。
その加減が「角の立たない関係を守る」ことになります。

 

手段は一つではありません。
紙には「手に取れる安心」、メールやデジタルメッセージには「すぐ届く便利さ」、
声や表情には「節目を確かめ合う力」があります。
そして、同じ言葉でも、相手が変われば伝わり方は変わります。
だからこそ、相手が受け取りやすい道を選ぶことが肝心なのです。

 

―今後の年賀状を考える すぐできる「道しるべ」 ―

短い文でも、相手の立場に立った内容に。
大切な相手には、電話で話すことや挨拶へ出向くことを忘れずに。
相手の立場に立ったあいさつの選択を。

参考:株式会社アイスタット.“年賀状離れに関するアンケート調査(2023年11月)”.アイスタット, 2024-05-02, [https://istat.jp/archives/4375](https://istat.jp/archives/4375), 2023-11-xx

参考:ネットスクウェア編集部.“年賀状を出さない人が増えているってホント?”.ネットスクウェア, (日付記載なし), [https://nenga.print-netsquare.com/cpu/column/column61.html](https://nenga.print-netsquare.com/cpu/column/column61.html), (日付記載なし)

 

「年賀状じまい」の
仕事相手向け例文と考え方

 

年賀状を控えることを伝えるのは、その関係をやめてしまう
ということではありません。
これからも変わらずお世話になるけれど、その上で
「あいさつの形だけ見直します」と、素直に伝えるのが一番です。

 

文例①(取引のある相手へのお知らせ)

平素よりお世話になっております。
業務の見直しと環境への配慮のため、年賀状での新年のごあいさつは
本年をもちまして控えさせていただきます。
今後はメールなどで、変わらぬご愛顧への感謝と近況などをお届けいたします。
皆さまのご健勝を心よりお祈り申し上げます。

 

文例②(お客さまへ)

いつもありがとうございます。
今回より紙の年賀状は控え、公式のお知らせやメールで
新年のご案内をお届けいたします。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

―今後の年賀状を考える すぐできる「道しるべ」 —

角が立たない言い回しに気を配りつつ、年賀状を控えることをはっきり伝える。
理由は短く、これからの連絡方法を明記し、最後は「ありがとうの気持ち」で結ぶ。

参考:株式会社デザインのちから.“年賀状じまい、例文で迷わない!ビジネスで失礼なく伝える方法”.デザインのちから, 2024-11-21, [https://powerofdesign.jp/blog/post-4103/](https://powerofdesign.jp/blog/post-4103/), 2024-11-21

 

 

 

 

 

もし年賀状をやめると最終決定したなら。

年賀状じまいの「マナーと注意」


伝える時期は、先方が年賀状の準備を始める前がベスト。
前もって知らせるのであれば、12月初旬までに知らせるのが目安となります。

1)今回の年賀状で最後とするなら
最後の年賀状で「賀状じまい」を明記する。

2)今回から年賀状を廃止するなら
事前にメールでお知らせする(12月初旬頃までに)。

※ 1)も2)も、必要な先様にはひと言、電話を添える

急な断絶に見えないよう、相手の世代や慣習にも気を配ることが大切です。

 

 

 

-今後の年賀状を考える すぐできる「道しるべ」 —

「断つ」のではなく「移行する」ことを、誠意を持って知らせる。
できるだけ早めにお知らせし、言い切りすぎず、今後のつながりをきちんと示す。
何度も言いますが、「感謝やありがとう」で結ぶことが大切です。

参考:株式会社デザインのちから.“年賀状じまいのマナーと注意点”.デザインのちから, 2024-11-21, [https://powerofdesign.jp/blog/post-4103/](https://powerofdesign.jp/blog/post-4103/), 2024-11-21

 

 

まとめ

寅さんのはがきに感じる温度は、形を変えて、いまも生きています。
大切なのは「出すか出さないか」ではなく、「誰に・何を・どう届けるか」。
紙、メールやデジタルのメッセージ、声や顔——
それぞれの良さをもう一度見つめ、相手本位で選ぶ。
文は短く簡潔に、でも、最後は感謝で心を込めて。

「出すか出さないか」の答えは、事業者ごとにさまざまです。
だからこそ、自分たちの歩幅で、無理のない流儀を整えましょう。
年末のいま、事業者としての未来を見据えつつ
しっかり方向を決めて、気持ちよく新年を迎えたいものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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